【Mini-Z】スロットルワーク、ステアリングワークを鍛える!
今回は、ファイナルレイアウトという事でレイアウト2を走らせる事が出来ました。
レイアウト1だと駅前のロータリーみたいなヤツとか、ナナメに走るストレート?とか、とにかく走った事が無いモノばかりで、まともに走らせる事は出来ないだろうと思ってました。
体験してみたかった反面、ホッとした面もあります。
レイアウト2は、苦手意識は全く無かったのですが、やってみると難しい。
気温によるのか、路面グリップが非常に低く青モーター6Tでもスロットルワークをしっかり使う必要がありました。
クルマの挙動、特にロールを見ながらスロットルを調整するという走りは、これまでやったことが無かったので、苦労しました。
スーラジ秋葉原ではそれなりでしたが、コチラでは、全く挙動が読めません。
アンダーマッキー
正にこの言葉通り、雑な切り方、握り方をすれば180度ターン。
少しでも握り過ぎると外側の壁の餌食になりました。
ノービス仕様(ワイド青6T/マクラーレン12C)
→12.750
ナロー仕様(ナロー青6T/R33 GT-R Vスペック)
→12.310
というベストラップで終了。
■対応策
・フリクション
スペーサーを入れて、スプリングテンションアップ
少し改善しましたが、これでは足りず
・タイヤ交換
ラジアル30→ラジアル20
大幅に改善しましたが、巻きは治らず
・キャスター
2度(?)→ガラス繊維混入の固いヤツ
後半の巻き込みが改善し、限界が上がりました。
しかし、瞬間的に巻く症状が治るレベルまで上がりませんでした。
・リア車軸
MMLアルミマウントのタマゴ型パーツの向きを変えて最大の車高になるようにしました。
これが、一番効果が出てくれました。
丁寧に走ればなんとかなり、ある程度握れるようになりました。
最終的には、13秒後半から始まったベストラップも、4つの策により12.750までジャンプアップ。
やっと握らず切らずの苦行から解放された!
と思いきや、気温が10度を下回り8度まで下がった時点で、全てが元に戻りました。
気を取り直し、ナローを投入。
コヤツ優秀で、10周で12.500を切り、12.310というなんとも気持ちの良いラップが出ました。
2パック目にトライするも、気温が6度まで下がった時点で、ノービス仕様と同じ症状が出だした為、終わりとしました。
この気温と湿度における路面状態は、未知数でした。
なんせ
フロントタイヤ:RG30/正履き/強粘着ガチ貼り23.2ミリ径
リアタイヤ:RG20
でもグリップしない路面は初めてです。
これだと、AWDやFWDが有利で、雪の坂道を登ろうとするFR車の如く、リアが破綻しスピンしてしまうというのが頭をよぎりました。
初級者が
操作スキルで、何とかする
レベルではなく、コレを「普通」と難なく走り切れる人は、上級者なんでしょうね。
■経験値アップ
こんな環境もある事が分かったのと、やっているうちに感じたのは、
・チョンチョンと握るだけにして転がす
・ハーフスロットル以下で常に僅かなトラクションを残す
のどちらかでそれなりに走れるんですね。
※楽しい、気持ちがいいとは別
両方トライしたのですが、わずかにトラクションを残すほうがやりやすかったです。
ミリ単位レベルのスロットルワークとなりますので、その練習をしてこなかった僕にとっては、ある意味新鮮で面白く、ある意味過酷でした。
また、クルマとのシンクロ率を極限にあげるように集中するという、中々ない練習方法だったと前向きにとらえてます。
少なくともスロットルワークは上手くなりました。
■マッキーポイント
ちなみに、不意にリアがスライドして壁にぶっ刺さるのが↓の赤枠部分。
ここは、次に向かって加速する箇所ですが、ココの握り方とタイミングを見極める必要がありました。
■本日のワード
スロットル、ステアリングワークって大事!
ガン握り、ガバ切りでは、ある程度まで走れてもそれ以上にななれないと痛感しました。