「走り方の違い」 と今後について考えてみた! ~初級者走りからの脱却~
「走り方の違い」 と今後について考えてみた!
~初級者走りからの脱却~
自分の中で、「初級者走り」と定義しているのが、
上級者のラインをほぼトレース出来ているが、ラップタイムがコンマ5以上落ちる
というもの。
一見、悪い走りには見えないが速くない!というタチの悪い病気のようなものだと思ってます。
■エキスパートとの走り方の違い
これは上達のプロセスにおいて「通る道」というか、エキスパートが普通に実践してる走行法になります。
※不馴れなレイアウトで「とりあえず流して走る」という表現をされているもの。
程度によりますが、これを「レコードライン見極めのために流している」となるのか、「ラインは覚えたので全開で!」となるのかで大違いです。
現在のウレタン路面に対する適合具合では、↑の「初級者走り」が最高の走り方であり、限界であり、速い集団からコンマ5~1秒くらい落ちます。
この走り方において、エキスパートとの違いはスロットルを入れるタイミングです。
エキスパートが「加速を始める」とか「力強くコーナリング」している場面で
初級者は「方向が変わるまで抜いたまま待ってる」状況。
そして、初級者からすれば、なぜあのスピードで曲がっていくのか分からない。
「ソコって握るトコじゃないやん!」
「なんでコーナリング中に加速してるの?」
って思ったことありません?
コレに気が付きステアリング、スロットルのタイミングを変えていける人
とか
コレを気が付かせるためにアドバイスをくれる師匠が居る人
は良いのですが、
まず1周を上手く走って中上級者に喰らい付こうと一生懸命
「ライン取り重視の操作」を黙々と一人でやってる人
は気が付く事無く
「自分は初級(心)者だから」という事で済ませてしまい、伸び悩む
事になります。
※タイミングが全く異なって変えないといけないのに、そのスロットル量でそのラインを通れると思ってないので変える事をしないから。
これは、簡単に表現すると
スロットル操作をより早く抜き、より早く入れる
事で改善して行けます。
そして、その入れる量が多く過ぎても少な過ぎてもダメなんです。
■今後について
現状の僕は「分かっちゃいるがぁ~・・・」という状況に加え、クルマのセッティングが出てない事が多々ある為、走り方だけに集中できないのがツラい所ですね。
なるべく、レイアウトが変わらないコースで、
・セット出しの日
・走り方のトレーニングの日
と分けて行えるようにしたいものです。
僕は「ミニッツカップ」への経験値アップとして
「これまで見聞きした情報と身に付けた経験」からセット出し(問題点の分析&対策)を行えるか?
というチャレンジをやってるつもりです。
なので、まだ
・セット出しの日(段階)
と思っていて、あと1回か2回で自分の引き出しを出し尽くすことになります。
あとは中上級者にアドバイスを貰ってセット出しの精度を高めつつ引き出しも増やしていく。
・走り方のトレーニングの日
は、次の段階で
「クリアラップ」でベストラップを更新していく!
「上手い人との追走」か「数珠つなぎの追走」でタイミングの修正をしていく!
という事をこなして覚えていく。
その練習法や気付きは↓の記事に書いてます。
吉祥寺サーキットにおいては、↓ポイントで判断するようにしています。
※矢印の3つポイントでスロットル弱→中→強と変えてみる
ココを他の人に後ろについて貰って「距離が一定のまま」または「突き放す」事が出来たスロットル量が最適な握り具合とタイミングとなります。
これらが普通に出来るようになると
「初級者走り」⇒「流して走る」
に変わり、どのサーキットでも攻略が速くなります。
コレが「初級者のカベ」と考えていて早く越えたいものです。
■本日のワード
トライ&エラー!
走り方の習得は、一朝一夕に出来ないので時間が掛かろうとも焦らず、じっくりと取り組みます。