ミニッツ(MR-03)のウレタン路面走行におけるタイヤ選択について考えてみた！　～ローハイトかラジアルか後編～

ミニッツ(MR-03)のウレタン路面走行におけるタイヤ選択について考えてみた！

～ローハイトかラジアルか後編～

長くなりましたので、前回の続き　後編(まとめ)となります。

前編はコチラ

まず、左右で正逆が異なるという意味不明な事をしながらもメインカーの方が速かったのは、やはりラジアル30の恩恵となります。

■まとめ

(1)ローハイトスリックは削らずに使える為、テストのベースとして効率的

(2)セッティングがしっかり出ていれば、ラジアル一択

<注意>

ハイグリップタイヤがありますが、ウレタン路面において使っている人を見かけ無いし情報が無いので、考慮外とします。

(1)ローハイトスリックは削らずに使える為、テストのベースとして効率的

新品のラジアルタイヤは、径が厚すぎてウレタン路面では転倒するので使えません。

ローハイトスリックは、新品で23.5mm位なので丁度良い状態です。

23.2、23.3mm位が一番タイムが出ます。

縦グリップはしっかりあるのですが、横グリップに難がある為、初級者レベルだとミスなのかタイヤのせいなのか判別できない、というデメリットがあります。

※コーナーで膨らんで「アレ？」という経験がある人はローハイトから変えて試してみましょう！

新品ポン付けだとテストのベースとして状態を揃えやすいので、今後はコチラを主流として使います。

(2)セッティングがしっかり出ていれば、ラジアル一択

タイヤ径を調整する必要があり、使えるラジアルタイヤを準備することにコスト(手間)が掛かります。

※カーペットを走り込むとか、タイヤセッター(カッター)などの労力と費用

サーキットによりますが路面に対するグリップが高すぎる為、転倒対策などのセッティングやドラインビングによる対応が必要です。

※タイヤ径の調整や両面テープの種類(粘着強度)や幅、貼る位置

知識や経験が無ければ莫大なコストが必要だし、セット出しが間違った方向に進んでしまうと全く走れない事になります。

これらをクリア出来れば、思ったようにグイグイ曲がるし転倒せずガンガン握って行ける為、ラップタイムが向上して気持ち良く楽しい走りができます。

そういう意味において、セットが出せていればラジアル一択だと考えています。

■本日のワード

タイヤ変えれば済む・・・たったこれだけの事。

でも正しい選択をするのが難しいんですよね。