速さはお金で買えるのか! ~ミニッツMR-03における上級者との走り方の違い~ ※2021/06/06 08:30 編集追記
速さはお金で買えるのか!
~ミニッツMR-03における上級者との走り方の違い~
※2021/06/06 08:30 編集追記
2020/01で閉店した「トップフォース印西」での
走行動画を例として
エキスパートと走り方の違いを考察してみました
YouTubeに2つのシーンをとりあげて比較したものをアップしています。
是非ともご覧ください。
■考察
注目したいのが「コーナーにおけるクルマの動き(クリップの数)」
上級者は、図の様に目指すクリップ(点で示したところ)が沢山あり
ソコを目指して初級者より沢山の操作をしている
と想像してます。
(1)コーナーの進入でスロットルオフ(場合によってブレーキ)
(2)イメージしたラインに合わせたステアリング操作
(3)クリップからのスロットルオン
これらの「コーナリング操作」は全員同じ。
しかし、違うのがクリップ(目指す頂点、(3)を始める場所)
<初級者>
・コーナーごとに1つ
<上級者>
・コーナリング速度が落ちない様に複数
となっている事が動きからも分かるかと思います。
実は、コチラの方がもっと顕著に分かる状況となります。
※動画の0:12~0:18あたり
https://youtu.be/rKXOKslr09o?t=12
上級者のラインがタイト かつ
素早くコーナーを抜けていく為
「なんで、あんなに速いの?」
と不思議に思う人が多いかと思います。
その要素の1つに今回の例があるのでは?
と考えています。
という事で、動画はコチラ
■まとめ
言葉として間違っているかもしれませんが、
コーナーの分解能が顕著に違っている
という事です。
この違いをイメージして走行(練習)している人と、漠然と走っている人では上達具合が異なります。
そして、その複数のクリップ(数を増やしていく)を捉える為に、
(1)オプションパーツの導入
(2)高性能なプロポ
(3)高度なメンテナンス技術
(4)クリップを正確 かつ 最適な速度 でクリアしていく操縦技術
が必要になってきます。
なんと、(1)と(2)は、良く言われる
「速さはお金で買える!」
というモノなんですよね。
(3)、(4)が一朝一夕に手に入れることはできず、「お金」と「時間」そして「頭(イメージ)」をフル活用して「少しづつ」出来る様になっていくワケです。
(1)、(2)は、「コレを使えば良いよ!」「このパーツめっちゃ良い!」とか話が聞けるかと思います。
それは、(3)、(4)が前提であり、目指すクリップの数が違う初級者には、(1)、(2)は扱いきれないので適切ではありません。
上級者は「このようなクリップイメージ」とか「クリップをその角度、その速度で抜けるべき理由」をちゃんと説明してあげるのが大事だと思います。
例)
7PXでなく7PXRが必要なのは、あのコーナーをあの速度でクリアすため。
○○さんは、この角度(速度)になっているが、これが7PXRでしか出来ない。
この走り方をしたいのなら「プロポは7PRX」にすべきです!
※これは、あくまでイメージです。
というように、オプションパーツを入れるメリットとか、自分が買った理由を説明して欲しいモノです。
と長くなりました・・・
モチロン、上級者の速さの要因がコレだけで決まるとは言いませんが、その1つだという事を理解しておきたいですね。
■本日のワード
MM2アルミ恐るべし!
とにかく速い・・・